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歯科衛生士の面接

--6. どう答える?突っ込み質問--

時には予想外の質問が来ることも。難問・珍問でも、質問の意図さえ汲み取れば大丈夫。面接の前に、シミュレーションしておくことも効果あり。

※ 歯科衛生士(正職員)をモデルに記載していますが、歯科医師・歯科助手でも原則は同じです。

想定外の質問が来ることも

朝食は何を食べましたか?
「ご飯とみそ汁です」といった、メニューを聞きたいわけではない。
狙いは、健康や体力の維持、規則正しい生活の管理などの状況から、通常勤務に耐えられる歯科衛生士の応募者かどうかを判断すること。
体力的に八一ドな職場では、“朝食抜き"や"外食オンリー"を警戒する傾向が強いので注意!あなたはタバコを吸いますか?→喫煙習慣の有無から職場とのマッチングを見るのが狙い。


あなたは“運"がいいか悪いか?
周囲と協調して前向きに生きている人は、少なくとも「自分は運が悪い」とは思わない。
不平不満の多い人、ネガティブな発想の人、責任転嫁をする人ではNG。
「自分は将来を開ける」と考えている人と一緒に働きたい……というのが、この質問の狙い。


お酒は好き? よく飲みますか?
歯科衛生士の応募者の緊張を解き、素顔を見ようとの狙いで闘かれる例も多い。
リラックスしすぎて・仲間言葉"などを使うと減点対象。
また「よく飲む」という応募者なら、生活を自己管理できているかどうかも問われる。


お子さんは何歳ですか?
子どものいる歯科衛生士の応募者のうち、とくに女性によく聞かれる。
年齢によつては、通常勤務に対応するのは困難では……といった懸念もあるため、それを確認するのが狙い。
小さな子どもがいても通常勤務が可能ならば、ただ「大丈夫です」ではなく具体的な保育態勢についても説明をしてカバー。


質問にはすべて選考上の狙いがある

■予想外の質問は狙いがわかりにくいのか

予想外の質問は、″聞かれたくない質問″としてこねから面接を受ける歯科衛生士の応募者の心配のタネだ。
面接の応答は大きく〈人物イメージ・社会人スキル〉〈業務関連スキル・意欲レベル〉〈就業への適応力〉という3つの角度から評価される。
きちんと面接の準備を行う歯科衛生士の応募者は、その評価事項に沿って「こう聞かれたら、こう答えよう」といった自分なりの想定間答を組み立てて応答を考えていく。
けねど、予想外の質問にはどう対応したらよいのか‥…。
実際、ある求人情報誌で転職経験者にアンケートを行ったところ、山ほどの難問・珍間の体験談が寄せらね、中にはジョークのような質問さえあった。
どんな質問も、狙いがわかればポイントを押さえた応答ができる。
だが、多くの歯科衛生士の応募者が″間かねたくない″と考えて心配し、緊張するのは、ユニークな予想外の質問の場合は「その質問で何が評価・判定さねるのか?」という、肝心の狙いがわかりにくい……と思い込んでいるからだ。


■難問・珍問も″バリエーション″でしかない

しかし、ここで繰り返すと、やはり〈面接の応答は大きく3つの角度から評価さねる〉のである。
採用選考の評価事項は基本的に変わらない。
つまり、どんな難問・珍間であろうと、応答によって評価・判定さねる事項は同じ……ということ。
いくらユニークな予想外の質問でも、実はよくある志望動機や入社意欲、仕事姿勢などを聞く質問の″バリエーション″でしなない。
面接の流れ、前後の質問などと考え合わせることで、ほかの質問と同じように狙いをキャッチしやすくなる、ということだ。
ひとつ注意したいのは難問・珍間の中には、ときおり差別質問やセク八ラ質問、興味本位や圧迫面接のように思える質問もあるという点。
つい身構えたり批判的な見方をしてしまいがちだが、面接テク二ックのうえでも「すべての質問に選考上の狙いがある」という″前提″で当たるべきだ。
そうした質問では、本来の狙いのほかに歯科衛生士の応募者の反応もチエツクされるが、 ゴ副提″があると考えねば、通常の質問と同じように、落ち着いて答えやすくなる。